屋根の修理やリフォームは、大きく「塗装」「重ね張り」「葺き替え」に分かれます。
屋根材の種類は、粘土瓦、セメント・コンクリート瓦、化粧スレート、トタン、ガルバリウム鋼板、銅板、
アスファルトシングルと多く、さらに採光のための天窓、屋根についた雨樋など多くの部位があり、
それよって修理方法が異なります。
また屋根の形態も傾斜のない陸屋根など、形態によって修繕工事や防水工事の種類が変わります。
リフォームの際は、屋根材の種類、形態、傷み具合、雨漏りの状況などをお教えください。
屋根の重ね張りリフォーム
新素材ガルバリウム鋼板と断熱材を一体化させた、熱を通しにくい軽量な屋根材を重ね張りします。屋根からの雨漏りは完全にストップ。化粧スレート屋根ならピッタリの工法です。
屋根が傷みすぎて、塗装で防水効果が望めない場合には特にお勧めです。既存屋根の撤去費がかからず、住みながらの工事が可能なため費用もお得です。軽量なので建物に負担をかけず、災害時にも安心の屋根材です。
遮熱性・断熱性にも優れて、工事後の品質保証は、塗膜は15年間、赤さびの発生は20年間、屋根の穴あきは25年間の保証です。
屋根の補修・葺き替え工事
化粧スレートのひび割れ、欠損、ズレなど軽度の不具合は、補修を行い、さらに屋根全体を塗装しておけば、当面の間は安心です。
屋根の葺き替えは、現状の屋根を剥がして新しい屋根材に交換する工事です。 下地の劣化状態が悪い場合が多く、下地の野地板も貼り替えながら屋根材を貼っていくため、費用が高額になります。
瓦屋根の場合は、重さからくる耐震性に不安があり、軽量なガルバリウム鋼鈑屋根等に葺き替えることで耐震性への強化になります。
屋根の葺替